【脱SES】は何のため?

私たちは、何をするにも目的があります。目標があります。
人は1日に10万回近く、無意識で決断しているという話もありますが、その決断も何か目的や目標を達成するためにしているものです。

 

朝、通勤電車に乗るにも、何行きに乗ろうか、どの車両にいこうか、座るか立っているか、決断していますね。会社に定時に着くという目的で、もしかしたら5分前には着くという目標を立てて、それを達成するために行動している。

 

何のための行動なのか、思考なのか、判断なのか。明確である場合もあれば、そうでない場合もあり。無意識という潜在意識に教えるためにも、意識的に、顕在意識で一度考えてみませんか?

結論は、何のため?が大事です

それって結局、何のため?と自分の心に問う行為の大切さ、身にしみています。
例えば、就職支援の一環で専門実践教育訓練生向けのキャリア支援研修を行ってきたときのことです。

 

直近の完全失業率が2.2%と、経済学上だと非自発的失業者が誰もいない状態ですが、あくまでも理論上のこと。やはり、いつの時代でも離職する方はいますし、どうしても辞めざるおえないパターンもまた、あります。

まぁ森田も転職10回していますが、会社都合あり、家族都合あり、自己都合ありと様々なパターンがありました。この経歴、今では本当に役立っています。強みになっています。サラリーマン時代に転職9回して、10回目に独立した講師のキャリア支援研修って、もう説得力しかないですよね。

 

そしてまた、簿記を筆頭に資格を何個も取得する、5ヶ月間にわたる専門実践教育訓練を受講する理由も、受講生にヒアリングするといろいろありました。
「資格を取ってやりたいことをやれるようにしたいから」
「将来、このコースで受験する資格を活かした仕事をしたい」
「自分ができることを増やしていきたい」
「勉強する時間を確保したかった」

と、皆さんとても前向きで、やる気に満ちあふれていました。

 

そう、3ヶ月前までは。

目的や目標を見失ってしまっていたのです。

勉強のやる気アップに必要なこととは?

実は私が請け負ったキャリア支援研修は、専門実践教育訓練5ヶ月コースの最初と終盤に計3日間あり、この出来事はその2日目だったのですね。

 

1日目は4月の頭、まさに訓練期間の初日でした。

そのときの受講生の皆様は、とてもやる気に満ち溢れていて、これから色々な学びを吸収するぞ!と前向きな気持ちが伝わってくる。そんな感じの初日だったのですね。

しかし、3ヶ月ぶりに会ってみると、どうにもエネルギーが足りない。疲弊している感が強かったのですね。

 

曰く、
「資格勉強に疲れた」
「資格を活かせる仕事を考えるより、まず試験に受からなければ」
「自分ができることを増やすためには資格を取らなければ」
「毎日勉強で時間が足りない」

 

と、毎日のカリキュラムがほぼ資格勉強、というコースなので、力一杯頑張っていることで、頑張りすぎることで、何のために5ヶ月コースを受講しているのか、何のために資格を取得するのか、忘れてしまった、分からなくなってしまったのです。

 

何のため?
これ、すごく大事です。

何のためにやっているのか、ゴールが最も大事

何をやるにも、それってつまり、何のためにやっているのか?
何のために頑張っているのか?

 

ことある毎に意識しておかないと、自分がなぜやっているのか、なぜ働いているのか、なぜ頑張っているのか、見失ってしまいます。

なので、目的を見失いそうになったときには、それっていったい、何のため?
と、自分自身に問いてください。

 

そんな自分への問いかけには、やり方があります。ただ問いかけるだけでは不十分で、効果が出るやり方があるのです。

今回、その効果が出るやり方で、何のため?と深掘りしていった結果、受講生の方から、
「当初の目的をはっきり思い出した」
「むしろ3ヶ月前と今とでは目的が変わってきたのを認識できた」
「モチベーションを取り戻せた」
「目的を考え、はっきりさせることが大事だと分かりました」
と、大変良かったとの感想をアンケート結果として頂きました。

相手と繋がり、心から信頼して、鏡となる。

そして、ゴールを認識してもらう。それが、それって結局、何のため?ワークです。

 

まとめは、何のため?を意識していこう

ゴールを認識していないと、現在地が分からず迷子になります。
迷子になると、心が不安定になります。自分の進むべき道が分からない。そうなると、つい他人と比較してしまいます。自分の軸が定まらないと、あの人はできているのに、といちいち一喜一憂してしまいます。


そこで、自分自身に問いかけ、成長を促す質問力が必要となるのです。

それって結局、何のため?

 

結論としては、2次請け以降のIT企業が、進むべき道を確認して前へ向かうために必要な要素。それが何のため?なのです。
そして、会社の中心であるコンセプト、グランドデザイン、理念といったコア部分が、この質問を何度か繰り返すことで、より明確になり、やりたいことを実現できる会社へと深化していく。それがSESが主流のIT業界の中で、エンジニアの質と数に困らない会社の秘訣となるでしょう。
 
働くを、楽しもう。