【脱SES】相手の認識がすべてを決める

なぜか自分の言っていることが伝わらない。相手が勘違いする。そもそも話が噛み合わない。
人とのコミュニケーションって難しいなぁと思うときですね。

 

これ、客先常駐のエンジニアがやってしまったら、とんでもないことになりますよね?

 

要件を固めるところで、こちらの思いが伝わらない。
それどころか、仕様を相手が勘違いする。
そもそも仕様が噛み合わない。

 

このまま開発プロジェクト進めていくと、どえらいことになります。

炎上必至。デスマーチ回避できず。さらば働き方改革、こんにちは徹夜と休日出勤の日々。うぅ、思い出しただけで身の毛がよだつ。

こんな相手とのコミュニケーションのすれ違い、絶対に防ぎたいですよね。

結論は、相手の認識がすべて

相手の認識がすべて、との言葉は企業研修でも主催セミナーでもしょちゅう言っています。
例えば、あるIT企業の次期リーダー向けに、OJTリーダー研修をおこなったときです。

 

エアコンの調子が悪く、午前中は室内温度32度を超える中での研修、結構ハードでした。それでも、20人弱の次期リーダーの方々の、物理的だけでない精神的な熱気にあてられて、大変エネルギーに満ちた8時間を過ごせました。

 

その後の打ち上げや懇親会で、いくつか感想を頂きましたので抜粋しますと、
「講師が言葉通り、働くを楽しんでいる様子が良かったです」
「エンジニアとして実体験からの経験談がためになりました」
「理論だけでなく、自社に合った具体例での説明で頭にスッと入りました」
と、おおむね好評だったことにホッとしました。

 

ちなみに研修の午後は、エアコンが動く部屋に移動できて、これもホッとしました。
まぁ私だけ汗だくだったのですが、そんな私の姿を見て教育部の方が融通を利かせてくれ。私は暑い!との認識を受け取ってくれた教育部の方のファインプレーですね。

そう、それなんです大切なのは!

 

育成計画が独りよがりにならないために

OJTリーダー向け研修だったので、育成計画をどう立てるか?も主題の一つだったのですが、

「新入社員の配属時に、どうやってコミュニケーションを取ればいいかわかった」
「コミュニケーションって難しく考えていましたが、心掛けるのは1つですね」
「PDCAサイクルを回すための前提があること、なるほどと思いました」
と、次期リーダーの方々に、新入社員が配属されたときの育成計画を立てる上での、
気付きを与えられたことに安心しました。

 

育成計画は、いわゆるPDCAサイクルに則って考えますね。
P.目標を立て、行動を計画する
D.行動する
C.行動を振り返る
A.行動を改善する

 

最近では、CとAの間に、
F.フィードバックを取り入れる
を入れて、人との関係性を活用して、PDCAサイクルをより回しやすくするPDCFAサイクルにすることで、OJTなどの育成計画・教育をやりっぱなしにはしないようにしていますね。

そんなPDCAであれ、PDCFAサイクルであれ、行っていくには、前提があります。

 

それは、
「相手の認識がすべて」
ということです。

認識がズレるとえらいことに

どんなに素晴らしい目標設定、どんなに素晴らしい計画を立てても、相手との認識がズレていたら、目標に辿り着くことはできません。
OJTなどの育成計画・教育は失敗します。

 

なので、PDCA、PDCFAサイクルでひとつずつ、相手との認識違いが発生していないか、必ず確認してください。
それで、育成計画・教育をスムーズに行うことが出来るようになります。

 

そんな相手との認識のズレを防ぐコミュニケーションとは何か?

一つの答えとしては、ゴールを擦り合わせることです。

 

ゴールが最も大事。

 

目的、目標といったゴールさえ決まっていて、都度擦り合わせていれば、認識のズレはそう大きくならないのです。

 

G.ゴールを設定する

時代はPDCAからPDCFA、そしてGPDCFAへ。長くなりましたね。

 

まとめは、相手の認識をこまめに確認しよう

うちの会社は将来的にこうなる。会社の目的、目標といったゴールは見えているから。今はその途中でSESも頑張っているけど、必ず社員が笑顔になれ、働くことが楽しめる会社にする。


だから、お客様と仕様を擦り合わせ、認識を合わせながら上流工程もやっていこうよ。【脱SES】には要件を定義する力が、その上の何をお客様が欲しているか考えられる力が必要となるから。
こう経営者が思っていても、社員に伝わらなきゃ、認識してもらえなければ、私みたいに離職してしまうわけです残念ながら。

 

2次請け以降のIT企業が、SESから抜け出すために必要な前提。それが相手の認識をまず慮ることだと確信しています。そして、認識のズレを回避することで目指すゴールへと共に進んでいける仲間が増えていく。それがSESが主流のIT業界の中で、上流工程も可能なエンジニアを輩出し続ける会社になるの秘訣となるでしょう。
 
働くを、楽しもう。